篆(てん)からの、贈りもの。漢字がよろこぶカタチを求めて、石に想いを刻む篆刻の楽篆堂(らくてんどう)。   

居酒屋侍
テレビのCMで、DVDを「ネットで借りて、自宅に届き、ポストへ返却」という
のが気になっていた。奈良市内のTSUTAYAまでは遠いから、借りるのも
返すのも面倒。物は試しと、借りてみることにした。借りるなら、黒澤明の
「七人の侍」、これしかない。注文は順番があるから、すぐに発送とは
いかないのだが、2、3日後に発送のメール。その段階でクレジット決済。
前後編2枚組みで、たったの480円とは安いじゃないかと、よろこんだ。

送料無料の宅配便で届いたのは、簡単なビニール包装。中のあて先の紙を
裏返すと、返送先の印刷で、90円切手が貼ってあるのも、またうれしい。

居間のテレビにつながるDVDが不調なので、パソコンでしか見ることが
できなかったのは、残念だったが。すぐに画面の大きさや、農民たちの月代
(さかやき)の盛り上がりの不自然さなど忘れて、話に引き込まれてしまった。
三船敏郎の菊千代は見事だが、志村喬はすべてにおいて完璧なのだった。

篆刻は、ずいぶん昔、ハイエスト・ハイが大阪茶屋町にあった頃、近所の
「居酒屋・侍」のために彫った拙作。名前の由来は聞き忘れたが、オッちゃんが
農民役の藤原釜足にどこか似ていたなァと懐かしくなって、のせた次第。




    
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