
かつて健康ブームの加熱を横目に、「健康のためなら死んでもいい」と不謹慎な
言葉を思いついて笑ったりしたが。市役所から「特定健康診査受診」という
通知が来た。通称メタボ検診。保険でかなり安い人間ドックが受けられたのに、
医療費削減で中止にして、粗いフルイでメタボを洗い出そうという算段らしい。
メタボではない自信はあるが。以前から右の首筋にウズラの卵大のしこりがある。
加えて、最近、篆刻を押したりした拍子に、同じ右の頭がピリッと痛い。メタボの
検診予約でそれを話したら、すぐに首のCTを撮ってくれた。その部分は真っ黒で、
脂肪だろうという診断。きのうのメタボ検診のついでに、さらに頭部のCTも
撮ったが、中も外も異常はない。きっと神経か筋肉の加減だろう、という話。
メタボ検診の結果も、腹囲が少しオーバーだけで、他は問題なし。タバコは
止めるに越したことはないが、止めたら太るから、そのままでいいだろう、という。
「毎日ビールか焼酎を欠かさず飲んで、休肝日無し」と正直に言っても、適量を
越えなければ構わない、とのお墨付きまでもらった。さあ、そこからが問題だ。
まずもって健康に感謝するが。「それで、お前はどう生きるのだ。」 そんな声が、
どこかから聞こえる。心は健やかか。健やかであり続けられるか。それが、肝心。